【巨人】菅野、CSへ「いつも通りやれることを」開幕から1試合の重みは同じ

スポーツ報知
雨の中、キャッチボールで調整する菅野

 チームは137試合を消化した。菅野は開幕からずっと、負けられない大切な試合というつもりで戦ってきた。シーズン終盤だからといって、一戦の重みは同じ。考え方は不変だ。

 「今が(特別)大事とかではないと思います。(大事な試合と)意識しすぎて固まってしまうよりも、いつも通りやれることをやることが一番だと思います」

 先日、上原も「4月の1勝も9月の1勝も価値は同じ」と平常心の大切さを強調した。菅野も「それぞれがやるべきことをやれば、絶対に勝てる」と話す。

 今季25登板で13勝、12球団最多183イニング、8完投6完封。防御率2・36はリーグトップで、残りは最低2登板。目標としてきた200イニングまで「17」だが「それは個人のこと。一番はCSに一つでも上の順位で出るというところ」。200イニング以上で最優秀防御率なら、球団では斎藤雅樹以来28年ぶりだが、あくまでチーム最優先とする。

 この日は、中5日が予想される28日のDeNA戦(東京D)に向けG球場でダッシュなどを行った。2軍ではヤングマンが左手骨折から復帰しているが、斎藤投手総合コーチはCSから起用したい意向で、残り6試合の先発は菅野、メルセデス、今村を軸とする方針だ。(片岡 優帆)

巨人

×