【巨人】長野が9回サヨナラ弾!菅野が今季7完封で3位浮上

スポーツ報知
9回1死、長野のサヨナラホームランを喜ぶ巨人ナイン(カメラ・森田 俊弥)

◆巨人1x―0DeNA(28日・東京ドーム)

 巨人は0―0の9回1死、長野が左中間スタンドに飛び込む12号ソロを放ってサヨナラ勝ちし、3位に浮上した。菅野は9回5安打無失点で14勝目。シーズン7度目の完封となった。

 緊迫した試合を一振りで決めた。13年8月29日の阪神戦以来自身3度目となるサヨナラアーチ。「出塁することを心がけて打席に入った。(スタンドに)入って良かったです」と振り返った。

 この日の試合前、現役引退した村田修一さんのセレモニーが行われた。村田さんはその後、両軍の試合を観戦。長野はお立ち台で「村田さん見てますかー。良かったです」と呼びかけた。

 投げては菅野が踏ん張った。DeNA打線を9回0封。この日は、巨人戦負けなしのルーキー・東と投げ合った。東も7回0封と、またも巨人打線を苦しめた。菅野は「東君も気迫を感じましたし、本当にいい投手だと思いました」と敵の新人左腕を称えたが「負けるわけにはいかないので、意地を見せました」と貫禄の103球だった。

 菅野は長野のサヨナラ弾に飛び跳ねて大喜び。「打った瞬間見ていなかったんですけれど、放物線を見て入るんだなと思いました。これ以上ない結果だと思いますし、チームが勝って良かったです」と笑顔だった。

 巨人はDeNAとの直接対決を制して、再び3位に浮上した。CS出場に向けて、負けられない試合はまだ続く。

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