【巨人】菅野、最終戦中4日も…残り2戦、坂本と先頭立って全員一丸でCSへ

スポーツ報知
次戦に向け真剣な表情でキャッチボールをする菅野

 巨人の坂本勇人内野手(29)と菅野智之投手(28)が2日、次戦(4日)の広島戦(マツダ)に向け決意を示した。CS最終ステージまで進めば同じ球場、相手となる。投打の大黒柱を筆頭に、全員で「マツダ発 マツダ行き」切符を引き寄せる。

 1軍本隊が休養日のこの日、菅野はG球場で先発投手練習に参加。中5日で先発する4日の広島戦に向け、準備を整えた。チームが今季1勝9敗1分けのマツダで迎える最後の公式戦。「関係ないです。仕事をするだけだと思います。頑張ります」と強調した。

 この日は3位のDeNAが敗れ、同率3位に浮上。CSの可能性は残る。マツダでの広島戦に坂本勇は「自分たちというよりも、相手(カープ)にとってやりやすい球場ということだと思う」と言う。対戦成績など過剰に意識せず、平常心で臨むことが大事と強調した。

 菅野も開幕から一戦必勝で戦ってきた。この時期だから大事、という考え方はない。目標の200イニングは射程圏内で「長いイニングを投げることがチームのためになる。しっかり視野に入れて頑張りたい」と普段通り臨むつもりだ。

 状況次第だが、菅野は中4日で今季最終戦、9日の阪神戦(甲子園)登板の可能性もあり「もちろん気持ちは持っています」と覚悟を示した。自力CS進出の可能性はないが、残り2つ勝ってDeNAの結果を待つしかない。最後まで全力を尽くす。(片岡 優帆)

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