【巨人】由伸監督の辞任受けナインは沈痛「申し訳ない」「悔しい」

スポーツ報知
巨人・高橋監督

 巨人・高橋由伸監督(43)が今季限りで辞任することが3日に発表されたことについて4日、選手たちはそれぞれが事実を重く受け止め、心境を明かした。

 由伸監督は信念を持って若手を起用した。岡本とともに成長株の筆頭で「由伸チルドレン」の一人、吉川尚輝内野手は「開幕戦から出させてもらい、経験を積ませてもらいました。今後につなげていきたいです」と恩返しを誓った。

 由伸監督が現役時代から親交が深かった内海は「申し訳ないという気持ちしかないです。由伸監督を胴上げしたい、という一心で頑張ってきましたけど、役に立てなかった。反省してもしきれないです」と謝罪。自主トレを一緒に行い師匠として慕っていた脇谷(今季限りで現役引退)は「つらいです。やっているのは選手。何もできなかった自分が悔しいし、腹立たしいです。相当な決意で(監督を)やられていたと思う。力になれず悔しい思いでいっぱいです」と沈痛な面持ちで話した。

 マツダスタジアムでは1軍の広島戦の前に、選手全員の前で由伸監督が辞任を報告してあいさつ。主将の坂本勇は「悔しいです。複雑です。あと2試合あるので」、阿部も「びっくりした。残り2試合勝つだけ」とシーズン残り試合に全力を尽くすことを誓った。

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