【巨人】内海、由伸監督の「役に立てなかった。申し訳ない気持ち」3年間を反省

スポーツ報知
巨人・内海

 巨人の脇谷亮太内野手(36)、内海哲也投手(36)、吉川尚輝内野手(23)が4日、ジャイアンツ球場で練習を行い、今季限りで辞任することを表明した由伸監督への心境を明かした。

 指揮官の就任直後の会見で阿部、長野、坂本勇、菅野とともにV奪回のキーマンに指名された内海は、思うような結果を残せなかった3年間に反省の言葉を並べた。16年こそ9勝をマークしたが、17年は2勝、今季は5勝にとどまる。左腕は「由伸監督を胴上げしたいという一心で、何とか輪の中心で頑張りたいと思ったけど、役に立てなかった。申し訳ない気持ちでいっぱいです」とうつむいた。

 また、由伸監督の現役時代から師匠と慕ってきた脇谷も、決断を重く受け止め、後悔の念を述べた。FAの人的補償で14年から西武で2年間プレーしたが、指揮官の就任とともに16年からFAで巨人に復帰。しかし、出場機会を減らし、今季は1軍昇格を果たせず、現役引退を決断した。それだけに「悲しい、悔しい、つらい、いろいろな思いがあります。力になりたかったけど、何もできなかった自分が悔しいです」と唇をかみ締めた。

 また、現在左手骨折から復帰を目指してリハビリ中の吉川尚は、「由伸チルドレン」として開幕スタメンに抜てきされ、負傷離脱する前は正二塁手としてスピードを武器に攻守で存在感を見せていた。それだけに「経験を積ませてもらったので、これを今後につなげていきたい」と話した。

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