【巨人】大阪桐蔭・根尾獲りへライバル多数…中日は“超二刀流”用意、オリックスは個別面談

スポーツ報知
U18アジア野球選手権で木製バットを使用した根尾

 巨人は5日、東京・大手町の球団事務所でスカウト会議を行い、ドラフト1位候補を大阪桐蔭の根尾昂(あきら)内野手(3年)で一本化したことが明らかになった。これまでは金足農の152キロ右腕・吉田輝星投手(3年)を最有力候補に挙げていたが、U18アジア選手権や福井国体で評価が逆転。野手の軸である坂本勇や長野らの後継者としても期待は高く、この日の会議の中で、1位指名を確認したもようだ。

 他球団も根尾獲得に向けて動き出している。オリックスは、大阪桐蔭OBの谷口悦司スカウト(39)が5日、大阪・大東市内で同校の根尾、藤原恭大外野手、柿木蓮投手、横川凱投手と面談。1人ずつと個別で面談したといい「会って話さないと分からない性格とかがある。(内容は)たわいのないことです。みんな良い子でしたね。4人とも欲しいですけどね」と明かした。広島も調査のために訪れた。

 また、中日はこの日、森監督が「一番必要な選手」と根尾の1位指名を公表。球団幹部は「遊撃か外野を守り、9回はマウンドに立つ。そういうことができる選手」と大谷ばりの主軸打者と抑え投手を兼ねる“超二刀流”の起用法を用意していることも明かした。

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