【巨人】脇谷、現役最後の打席は代打一ゴロ 試合後は背番号と同じ12度の胴上げ
スポーツ報知

◆ファーム日本選手権 阪神8―4巨人(6日・サンマリン宮崎)
今季限りでの引退を表明している巨人の脇谷亮太選手(36)が6日、阪神とのファーム日本選手権で代打出場し、一ゴロで現役最終打席を終えた。
5点ビハインドの9回、1死無走者の場面で代打で登場。カウント2―2からの6球目を打って、一ゴロに倒れた。一塁を駆け抜けた後、一塁ベースコーチの片岡2軍内野守備コーチと抱き合うと、その後右翼席の阪神ファン、内野席のファン、左翼席の巨人ファンにヘルメットを取って深々とお辞儀をしてベンチに戻った。
脇谷のラスト試合は白星では飾れなかったナイン。試合後のセレモニーを終えると、選手全員でファンにあいさつを終えた後、輪を作って脇谷を胴上げした。背番号12にちなみ、ベテランは12回宙に舞った。
脇谷亮太選手
「幸せな野球人生だった。最後を(プレーで)迎えられる選手は少ない。迎えられたのは誇らしいし、財産にしていきたい」