【巨人】今村、待機だ!CS進出へ投手総動員で臨む
スポーツ報知

由伸巨人が、勝てば自力でCS進出となる公式戦最終戦、9日の阪神戦(甲子園)に投手総動員で臨むことが7日、決まった。
この日、DeNAが広島戦(マツダ)に敗れれば巨人のCS進出が決まっていた。そうなった場合、CSで先発の軸として期待される菅野、メルセデス、今村は甲子園遠征に帯同せず、リリーフ投手の調整登板に重点を置くとみられていたが、DeNAが勝利。CS決定が持ち越しとなったことで、全員で甲子園に乗り込んで戦うことになった。
先発が予想されるメルセデスは今季、阪神戦24イニング連続無失点。中8日と間隔も空いて万全だ。2登板連続の中5日となった4日の広島戦(マツダ)で119球完封勝利の菅野は中4日になるが、首脳陣がコンディションを確認した上で登板の可能性を残す。今村は今季1軍で13登板すべて先発だが「任されたところで自分の仕事をするだけです」と気合十分。リリーフとして準備する見込みだ。
現在の1軍登録選手は28人で、ベンチ入り可能は25人。通常は登板しない先発投手が外れるが、今回は例外的に総動員となるため、どの3選手をベンチ外とするかは慎重に判断する。CS出場を勝ち取れば、中3日で13日にヤクルトとの初戦(神宮)があり、さまざまな状況を考慮した上での投手起用となりそうだ。
この日はG球場で全体練習が行われた。どんな形でも、「10・9」に勝てばCSが決まる。由伸巨人が「全員野球」で突き進む。