【巨人】メルセデス、CSへ野球人生初の“大一番”先発「準備はOKです」
スポーツ報知

巨人のC・C・メルセデス投手(24)が8日、甲子園球場で行われた1軍の全体練習に参加。先発する9日の阪神戦(甲子園)に向け万全の準備を整えた。
チームは9日がレギュラーシーズンの最終戦。CS進出マジック「1」という状況で、4位のDeNAが同時進行のナイター・ヤクルト戦(神宮)に敗れても決まるが、巨人としては勝てばその時点で自力でCS進出を決めることができる。
メルセデスは今季、阪神戦3登板で24イニング無失点。トーナメントの一発勝負や「負けたら終わり」のような“大一番”の先発経験があるかと聞かれ、ドミニカ共和国のアマチュア時代を振り返りながら、「子どもの頃を思い返しても、覚えている限りではない。自分の100%の力を出したい」と決意を示した。
由伸監督は、2登板連続中5日となった4日の広島戦(マツダ)で119球完封勝利を挙げた菅野について、9日の阪神戦は中4日となるが、ベンチに入れるとし、コンディションや状況次第ではリリーフ登板の可能性があると報道陣に明かした。
さまざまな状況を見ながらになるが、メルセデスが長い回を投げて勝利を引き寄せることが最も理想的な展開。中8日のメルセデスは甲子園の天然芝で短距離ダッシュなどを行い「準備はOKです」と強調した。