【巨人】岡本連発で最終戦勝利、3位確定!2年ぶりCS…13日からヤクルトと激突

スポーツ報知
7回無死、勝ち越しソロを放つ岡本(カメラ・石田 順平)

◆阪神4―9巨人(9日・甲子園)

 巨人は9日、甲子園での阪神戦に勝利して3位確定で、2年ぶりのクライマックスシリーズ(CS)進出を決めた。

 1点を追う3回に阿部の2点タイムリー二塁打で逆転。さらに5回には陽の適時三塁打で2点を追加してリードを広げたが、6回に追いつかれた。

 決勝点は若き主砲の岡本が叩き出した。先頭で迎えた7回、左翼越えに勝ち越しの32号ソロ。岡本は今季143全試合出場を果たし、22歳以下シーズンでは94年の松井秀喜、08年の坂本勇人に続き、球団史上3人目となった。岡本はさらに3点リードの8回1死二塁では左中間スタンドへ33号2ランを放ち、史上最年少での100打点も達成した。

 9回は菅野がリリーフ登板して締めた。

 67勝71敗5分けでレギュラーシーズン終了。今季は4年ぶりの優勝を逃すどころか、12年ぶりのシーズン負け越しを喫した。高橋由伸監督は優勝争いに絡めなかったことを理由の一つとして、公式戦を2試合残していた3日に、辞任を表明していた。

 この日の勝利で、由伸巨人はプレーオフの戦いまで続くことになった。巨人は13日から、2位・ヤクルトとCSファーストステージ(神宮)に臨む。

巨人

×