【巨人】菅野、日米野球出場を辞退 球団が侍ジャパンに申し入れ

スポーツ報知
菅野(右)は9日の阪神戦(甲子園)の9回にリリーフ登板し、勝利に貢献

 巨人は9日、菅野智之投手(28)が11月に開催される「2018日米野球」への出場を辞退すると発表した。球団がコンディションを考慮し、出場辞退を侍ジャパン強化本部に申し入れ、受理されたとしている。

 菅野は今季28試合に登板し、15勝8敗、防御率2・14をマーク。最多勝、最優秀防御率、最多奪三振(200)の投手3冠が確実となっている。シーズン8完封の偉業を達成するなど圧巻の成績を残し、日米野球でも侍ジャパンのエースとして期待されていた。この日は、勝てばクライマックスシリーズ(CS)進出が決まる阪神戦(甲子園)でベンチ入り。9回にリリーフで無失点投球を見せ、チームをCSへ導いた。

 8月には筒香、山崎(ともにDeNA)、柳田(ソフトバンク)、秋山(西武)、菊池(広島)ともに出場選手として先行発表されていた。その際には「メジャーリーグを代表する選手との対戦は僕自身とても楽しみですし、ファンの皆さんにもワクワクしてもらえるような投球をしたい」と話していただけに、苦渋の決断に至ったようだ。

 侍ジャパンと米大リーグ(MLB)オールスターの対戦は、東京ドームで3試合、マツダスタジアムで1試合、ナゴヤドームで2試合の計6試合が予定されている。

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