【巨人】今村、CS初登板初先発へ決意「どんどん飛ばしていきたい」

スポーツ報知
笑顔でランニングする今村(左)とメルセデス(カメラ・相川 和寛)

 巨人の今村信貴投手(24)が10日、プロ7年目のCSデビューへ決意を示した。

 今季13登板で6勝2敗。後半戦は菅野、メルセデスとの「先発3本柱」で回った。首脳陣はこの3投手を13日からのヤクルトとの第1ステージ(S)の先発として、惜しまず起用していく方向で調整中。今村は13年日本シリーズ以来のポストシーズンで、超短期決戦のCSはプロ初となる。

 「絶対に緊張すると思いますが、絶対に勝たないといけない。雰囲気にのまれずにできればと思います」

 チームは9日のシーズン最終戦、阪神戦(甲子園)に勝ってCS進出決定。菅野が9回から登板し、今村もリリーフ待機する総力戦だった。この日1軍は各自帰京して休日。フル回転の菅野も休養日とし、今村とメルセデスの2人がG球場で練習した。今村は、今季のヤクルト戦登板は6月24日(東京D)の1試合のみ。黒星を喫したが、7回途中中3失点と粘投した。再び先発調整に入った左腕は「投げさせてもらえるなら、最初からどんどん飛ばしていきたいです」と気合十分だ。

 9日の阪神戦で「先発3本柱」を全て使い、いずれも球数を要した場合、中3日となるCS初戦はヤングマンが先発候補だったが、17日からの最終S・広島戦(マツダ)に備える見込みとなった。助っ人は7月の左手骨折が完治。同カードは公式戦登板がなく「秘密兵器」になりそうだ。

求人情報

データの取得に失敗しました:Failed to fetch

巨人

×