【巨人】下克上日本一へ“ライアンマシン”導入! 坂本勇「初戦はめちゃくちゃ大事になる」

2018年10月12日6時0分  スポーツ報知
  • 二岡打撃コーチ(左)と談笑する高橋監督
  • 打撃練習で快音を響かせた坂本勇

 巨人ナインが11日、G球場で全体練習を行い、13日から始まるヤクルトとのクライマックスシリーズ(CS)第1ステージ(S)突破に向けて、“ライアンマシン”を打ち込んだ。2016年から8連敗中の小川との初戦での対戦に向けて、打撃練習ではカーブマシンの速度を上げ、相手右腕の軸となるカットボールのような軌道を描くボールを野手全員が打ち込んだ。チーム一丸で天敵を攻略し、下克上日本一への道筋を照らす。

 打撃マシンから繰り出されるキレ味抜群のボールに、坂本勇、岡本ら野手全員が少しずつ適応していき、最後は打球をヒットゾーンへ運んでみせた。左中間への一発を含む4本の柵越えを見せた岡本は、自身初の短期決戦に向けて「1球1球、必死に食らいついていく。短期決戦なので負けないように。何とか1点を取っていきたい」と、気持ちを高めた。

 天敵退治へ、この日の打撃練習では“ライアンマシン”が導入された。CS第1S初戦に先発予定のヤクルト・小川には、キレのある直球とカットボールなどの変化球で打線が封じられ、シーズンでは16年から8連敗中だ。3試合で2戦先勝の超短期決戦では、是が非でも初戦の勝利が欲しいところ。そのために、首脳陣は対策を講じた。

 通常は100キロ台のスローカーブマシンを調節し、マシンからは体感速度130~140キロのカットボール、スライダーのような横に変化するボールが投げ込まれるように設定。さらに、もう1か所で行われたフリー打撃では、打撃投手陣に通常より1メートル前の15メートルほどの距離で直球を投げてもらい、より体感速度が速く感じる球を各選手が振り込んだ。

 今季だけでもライアンとは5試合で0勝4敗。1日の試合では7回まで1得点に抑えられ、ヤクルトに3年ぶりのCS進出を目の前で決められる悔しさを味わっただけに、吉村打撃総合コーチも「選手がイメージできるようにね。また(対戦する)チャンスが巡ってきたので、何とか勝ちたい」と、雪辱を誓った。

 その思いは全員が共有している。シーズン最終戦の9日の阪神戦(甲子園)で2本塁打を放って3打点を挙げ、史上最年少での3割30本塁打100打点に到達した岡本が、「いつもやられている投手なので、工夫してやっていきたい。甘い球を仕留められるように」と話せば、主将の坂本勇も「本当に短期決戦なので、初戦はめちゃくちゃ大事になる。何とか取れるように戦っていきたい。(今日の練習で)やれることをやって、いい準備はできたと思う」と同調した。

 ヤクルトと対戦した15年のCS最終S第2戦でも小川に8回まで無得点に抑えられて敗れ、この1敗からチームは3連敗で日本シリーズ進出の道は途絶えた。ここまで味わってきた全ての悔しさを全員が大一番にぶつけ、下克上日本一への道を切り開いていく。

(後藤 亮太)

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