【巨人】鹿取GM退任 岡崎スカウト部長異動 25日ドラフト会議は新体制

スポーツ報知
鹿取義隆氏

 巨人は11日、鹿取義隆GM兼編成本部長(61)が同日付で退任したと発表した。

 鹿取氏は2017年6月に同職に就任。球団初のプロ選手出身GMとしてスカウティングと育成に尽力して高橋監督を支えてきたが、志半ばで任を退いた。「リーグ優勝を果たせなかった責任を取り、退任することを決めました。現場とは常に同じ思いで臨み、高橋監督を全力でバックアップしてきましたが、結果的に十分な支援ができませんでした。チームには高橋監督の下、一丸となってクライマックスシリーズを勝ち進むことを願っています」と球団を通じてコメント。

 後任のGM職、編成本部長職は置かず、大塚淳弘・事業本部次長兼試合運営管理室長(59)が12日付で創設される球団副代表編成担当兼試合運営管理室長として編成業務を統括する。大塚氏は1982年にドラフト外で巨人入り。84年から2軍マネジャーを務め、93年から26年間フロント業務に携わってきた生え抜きであり“たたき上げ”。次期監督として正式に要請を受けている原辰徳・球団特別顧問(60)に寄り添い、現場とフロントをつなぐパイプ役が期待される。

 また岡崎郁スカウト部長(57)も11日付で異動となり、後任に長谷川国利査定室長(56)が12日付で兼務することも発表された。岡崎氏の異動先は未定。25日のドラフト会議はこの新体制で臨む。

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