【巨人】菅野がCS初ノーヒットノーランで第1ステージ突破!広島とのファイナルS進出

スポーツ報知
9回2死、坂口を中飛に打ち取りノーヒットノーランを達成。ガッツポーズする菅野(カメラ・相川 和寛)

◆2018 マイナビ クライマックスシリーズ セ ヤクルト0―4巨人(14日・神宮)

 今季限りで退任が決まっている高橋由伸監督率いる巨人がエース・菅野がCS初、自身初となるノーヒットノーランでヤクルトとのクライマックスシリーズ(CS)第1ステージ第2戦でヤクルトに勝利し、CSファイナルステージ進出を決めた。巨人はリーグ優勝を決めた広島とのファイナルステージ(17日開幕・マツダスタジアム)に駒を進めた。

 巨人先発の菅野は山田哲を2打席連続三振に仕留めるなど、初回から3者凡退を続け、6回まで18人斬りで出塁を許さない“完全ペース”で前半を快投。7回は2死を取ってから山田哲に四球を選ばれ、完全は消えたが、その後はヒットを許さず、ノーヒットノーランを達成した。

 巨人打線は、2回2死から長野がヤクルト先発・原の2球目の直球をバックスクリーン左に運ぶ一発で先制。4回には、先頭のマギーが原の初球スライダーを左中間席に運び、さらに2死一塁から亀井が初球のシュートを右翼席に2ランを決めて追撃し、菅野の好投にこたえた。

 巨人のCS第1ステージを突破してのファイナル進出は、2010年、2015年に続いて3回目。過去2回はファイナル突破を阻まれており、広島とのファイナルステージで初の下克上を目指すことになる。

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