【巨人】CS無安打の岡本「気合入れてやっていきたい」マツダでの練習で柵越え5発

スポーツ報知
敵地・マツダスタジアムで、一心不乱にティー打撃をする岡本(カメラ・中島 傑)

 プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)は17日にセ、パ両リーグのファイナル(最終)ステージ(S)が開幕する。16日、マツダでの練習では、4番・岡本が豪快な打球を連発し、バットでチームを引っ張る覚悟を示した。

 圧倒的なパワーで、打球を軽々とスタンドまで運んでいった。岡本が左翼スタンド上段への2本を含む5本の柵越えを披露。自身初の短期決戦を4番として迎える主砲は、「ここまで来たら、勝って最後(日本シリーズ)までいけるように。どんな形でも勝てるように頑張ります」と、由伸監督と最後まで突っ走る覚悟だ。

 ヤクルトとのCS第1Sでは初戦の初回に犠飛を放ったが、2打席目から2戦目まで計7打席連続無安打。相手にとって史上最年少で3割30本100打点を達成した若き4番は、最も警戒すべき打者ということもあり、最終Sでも厳しい攻めが予想されるが、「気合を入れてやっていきたい」と、気持ちで乗り切る。

 この日の全体練習では三塁、一塁、左翼と3つのポジションで守備練習するなど、入念に最終調整を行った。今季マツダではセ・リーグの本拠地では最低の打率2割8厘だが、12試合で3本塁打を放っている。ヤクルトとのCS第1Sを2連勝で突破したことで、「チームに勢いもあると思う」と、最後は手応えを口にした。

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