【巨人】菅野が球団投手最多6回目の月間MVP「最後の最後で取れてうれしい」

スポーツ報知
サングラスを外し笑みを見せる菅野

 セ、パ両リーグは16日、9、10月度の「日本生命月間MVP賞」を発表し、セは巨人の菅野智之投手(29)とDeNAのネフタリ・ソト外野手(29)、パは西武勢から多和田真三郎投手(25)と山川穂高内野手(26)が選ばれた。菅野は昨年の9、10月以来、通算6度目、ソトは初受賞。多和田と山川はともに3、4月にも選ばれており、多和田は2度目、山川は4度目の受賞。年間2度の同じ組み合わせでのアベック受賞は初だ。

 圧巻の投球で球団の歴史に名を刻んだ。菅野は今季初、プロ通算6度目の月間MVP。巨人の投手では、尊敬する斎藤雅樹(現1軍投手総合コーチ)の5度を超えて最多受賞となった。

 「今年は1回も取れないなと思っていたので、最後の最後で取れてうれしいです。僕の力だけじゃないですし、支えてくれたトレーニングコーチ、トレーナーに感謝したいです」

 9、10月は7登板(1救援)で4勝1敗、49イニングで防御率1・10。3試合連続完封、中4日リリーフ登板も含め、32イニング連続無失点でレギュラーシーズンを締め、最多勝、最優秀防御率、最多奪三振の「投手3冠」に輝いた。

 14日のCS第1S第2戦・ヤクルト戦(神宮)ではポストシーズン史上初のノーヒットノーランを達成。試合後に「フル回転で頑張ります」と話していたエースに、広島との最終Sも大きな期待がかかる。

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