【巨人】原辰徳氏、甥っ子・菅野に“激辛エール”ノーノー「もう一回やんなさいよ」

スポーツ報知
プロアマ戦でイ・ボミとラウンドした原辰徳氏

 巨人から次期監督の正式要請を受けている原辰徳氏(60)が17日、兵庫・三木市のマスターズゴルフ倶楽部で行われた「NOBUTAマスターズGCレディース」プロアマ戦に参加。14日のCS第1S・ヤクルト戦(神宮)でCS史上初の無安打無得点の快挙を達成した甥の菅野智之投手(29)に「もう一回やんなさいよ」と“激辛エール”を送った。

 ニヤッと笑いながらの発言は冗談を物語っているが、この日から開幕した広島とのCS最終Sは、それくらい奇跡的な勢いが必要だということ。今季対戦成績は7勝17敗1分け、舞台となるマツダでは2勝9敗1分けと苦しんだ。

 チームのシーズン終盤の戦いを「緊迫した場面で、いいリズムになって戦っていると感じる」と評価。その上で「チャレンジャーとして復活できるチャンスを自分たちが取ってきた。(相手に1勝のアドバンテージという)厳しいハンデはあるけど、可能性のある限り戦ってほしい」と下克上突破を期待した。

 プロアマ戦では、15、16年に賞金女王に輝いたイ・ボミらと組み、15アンダーで優勝を飾った。原氏は、正式に監督就任した際にはイ・ボミを東京ドームの試合に招待することも約束。大会後の表彰式を兼ねたパーティーでは乾杯の音頭を取り「今年で3年連続でこのプロアマに来ています。来年来られるかどうかは分かりませんが、どうもそうはいかないような感じであります」と“ギリギリ”のリップサービスで会場を沸かせていた。(西村 茂展)

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