【巨人】“由伸チルドレン”岡本、来季も「4番」で“恩返し”

スポーツ報知
広島駅から帰京した岡本

 巨人の岡本和真内野手(22)ら“由伸チルドレン”が20日、今季限りで辞任した高橋由伸監督(43)への“恩返し”を誓った。CS最終Sでは、王者・広島に3連敗で18年シーズンを終えた。一夜明け、CSでは第1Sからの5試合、計20打席で1安打に終わった岡本は「もっとレベルアップしないといけない」と前を見据えた。

 今季は2年連続開幕スタメンを勝ち取り、6月から4番に座ると、史上最年少の22歳で3割30本100打点に到達。来季は入団時の指揮官だった原辰徳氏(60)が就任する見通し。「来年も4番? そうですね。頑張ります」と闘志を燃やした。

 今季存在感を見せたルーキーコンビも、思いは同じだ。シーズン終盤、「2番・二塁」で固定された田中俊は「試合に使ってもらったことに感謝しています。(来年は)いいところをどんどん出していかないと」と話した。強打を武器に小林へレギュラー争いを挑んだ大城も、打撃では勝負強さを発揮した。それだけに「新人から使ってもらい、自分にとってはいい経験でした。結果で恩返し出来ればいいです」と力を込めた。2人とも東海大相模の出身で、新監督の直系の後輩に当たる。由伸監督のもとで積んだ貴重な経験は、V奪回を厳命された来季へ、必ず生きるはずだ。(後藤 亮太)

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