【巨人】神の足・鈴木尚広氏入閣! 元木氏が内野守備兼打撃…走塁は鈴木氏だけ

スポーツ報知
鈴木尚

 巨人は22日、来季コーチングスタッフを発表した。

 新任コーチが多数いる中で、1軍外野守備走塁コーチに鈴木尚広氏(40)が決まった。

 鈴木氏は福島・相馬高から96年ドラフト4位で巨人に入団。原監督から走塁センスを買われて1軍に抜てきされ、12年連続2ケタ盗塁で、通算228盗塁を記録。そのうち132盗塁を代走で記録し、一度も規定打席に到達したことのない選手としては史上初めて200盗塁に到達した。

 試合の終盤に代走として出場し、神懸かり的な走塁で何度もチームの勝利に貢献したことから、「神の足」や「神の手」などと称された。16年限りで現役引退。ここ2年間はスポーツコメンテーターとして、野球だけでなくさまざまなジャンルで幅広く活動していた。

 この日、発表された組閣では、元木大介氏が1軍内野守備兼打撃コーチとなった。通常チームに「走塁」の肩書がつくコーチが2人いることが多いが、来季巨人の1軍で「走塁」の肩書がつくのは鈴木尚広氏一人だけ。機動力アップが「神の足」に託される。

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