【巨人】辞任の決断は「夏場あたりから少し出た」…由伸前監督に聞く
高橋由伸前監督(43)は原監督と同席した会見で3年間の監督生活を振り返った。
◆由伸前監督に聞く
―今の心境は?
「正直なところ、ちょっと疲れていますというのが素直な気持ちなんですけどね。いいことも悪いこともありましたが、貴重な大変有意義な時間を過ごさせていただいたと思ってます」
―辞める決断はいつ?
「3年目に入って、チームがなかなか優勝争いに加われない、そういった時期ですね。夏場あたりから頭の中には少し出てきたのかなと思います」
―若い力が出てきた。
「私がやっている間に少しでも多くの新しい力をつくらないといけないと思っていましたし、そういった選手が少し出てきてくれたのは少しうれしいことかなと思います」
―4番が成長した。
「一緒に携わってきたコーチやスタッフも、少し救われる部分はあったのかなと思います」
―監督生活でうれしかったことを挙げるなら。
「勝って辞めるわけではないのでね。やはり勝つことを目標にやってきたので、うれしいことはパッと浮かばないですけど」
―98年の入団以来、初めてユニホームを脱ぐ。
「当然、選手を辞めるというところに関してはきっちり自分自身、線は引けていたと思います。ただユニホームを脱ぐというのは私にとって新たなスタートといいますか、初めての経験なので想像がついてないですけど」
―辞任発表後、球場で由伸コールがすごかった。
「本当にたくさんの声援をいただいて本当に心強かったです。何とかその期待に応えようと思って必死にやったんですけど期待に応えられなかったというところで申し訳ない気持ちでいっぱいです」
―来年以降の巨人へ。
「常に勝ちを求められるチームだと思いますし、これまでいた選手もそうですし、新しく出た選手、全ての選手に頑張ってほしいです。とにかく強いジャイアンツを復活してほしいなと思います」
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