【巨人】菅野が連続「東京ドームMVP賞」 求む対抗馬
スポーツ報知
巨人の菅野智之投手(29)が23日、「東京ドームMVP賞」(賞金300万円)に選ばれ、同球場内で表彰式に出席した。昨年に続き満場一致での選出を喜びつつ、危機感を示した。
「来年は誰か対抗馬が出てきてくれたらうれしいです。それが刺激となって、もっともっといい成績を上げられると思うので」
今年は10完投8完封、202イニング、15勝8敗、防御率2・14、200奪三振。最多勝、最優秀防御率、最多奪三振の投手3冠に輝いた。東京Dでは史上最多6完封で10勝3敗、防御率1・68。長打が出やすい球場で圧巻の成績を残した。
最も印象に残っている試合は長野のサヨナラ弾で1―0で完封勝利した9月28日のDeNA戦。CS争いの直接対決で「プロに入って一番うれしかった完封でした」と振り返った。
通算3度目の受賞。松井秀喜氏、阿部慎之助内野手に並び球団最多タイとなり「その名に恥じない活躍をこれからも続けていかないといけないなという、身の引き締まる思いの方が強いです」と決意を新たにした。
日本一を目指す来季に向け「(東京Dで)6完封以上、できればCSでやったノーヒットノーランみたいなことを東京ドームでできればと思います」。対抗馬となり得る若手の前に、立ちはだかる覚悟を見せていた。(片岡 優帆)
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