【巨人】桜井、5回無失点 鍬原151キロ 吉川尚、2戦連続長打…フェニックスリーグ

スポーツ報知
巨人・桜井

◆フェニックス・リーグ 巨人5-1ソフトバンク(24日・アイビー)

 ドラフトを前に、宮崎フェニックス・リーグに参加しているかつての巨人のドラ1たちが、ソフトバンク戦で猛アピールした。

 まずは16年ドラフト1位・吉川尚輝内野手(23)。0―0の6回無死一、二塁、17年ドラ1・吉住から右中間フェンス直撃の三塁打。実戦復帰後、2戦連続の長打とした。「振れているけど、打席の内容がまだまだです」と満足はしていない。

 8月の1軍戦でヘッドスライディングして左手を骨折。離脱中は、田中俊が二塁の定位置をつかんだ。来季のレギュラー争いも激化する中、「けがで間隔が空いたのでスイングを速くしたり、強い打球が打てるように」と懸命にバットを振る。

 先発した15年の1位・桜井俊貴投手(25)は5回2安打無失点で勝利投手になった。3年目の今季は1軍登板なし。「来年こそ1軍のローテに入りたい」と燃えている。

 17年の1位・鍬原拓也投手(22)は中継ぎで最速151キロを計測し、3イニングを1失点4奪三振。今季は6試合で1勝2敗、防御率6・83で「チームに貢献することができなかったことが悔しいし申し訳ない」と雪辱を誓った。(玉寄 穂波)

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