【巨人】「方程式」練り直し 水野投手コーチ、山口俊&畠の先発復帰を検討

スポーツ報知
投手陣練習をそろって見つめる水野(左)、宮本両投手コーチ

 巨人が「勝利の方程式」を白紙にして再構築する。今季終盤は畠、山口俊をリリーフに配置転換して勝ちパターンを形成したが、両投手は来季の先発復帰も検討中。水野雄仁新投手コーチ(53)は「リリーフ(勝ちパターン)に関しては畠と山口俊で回していたけど、フラットにして見直していく」と話し、適性を見極めて編成していく構想を明かした。

 今季はカミネロが不振で6月30日に2軍降格。マシソンが代わりに守護神となるも、7月29日に左膝痛で登録抹消。9月に入って畠と山口俊を配置転換したが、本来は先発タイプだ。

 右では沢村、田原、谷岡、アダメス、マシソン、宮国、左では吉川光や森福、池田、戸根、中川らが候補に挙がる。「先発6人も決まっていない。全員にチャンスがある」と水野コーチ。じっくり構想を練り、実りの秋とする。(片岡 優帆)

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