【巨人】ドラ１・高橋優貴　明治神宮大会出場ならず

◆第４９回明治神宮野球大会　第１０回東北地区大学野球代表決定戦　東日本国際大４ー３八戸学院大（２８日・ヨーク開成山スタジアム）

　巨人からドラフト１位で指名された八戸学院大の高橋優貴投手（２１）が２８日、明治神宮大会（１１月９日開幕）出場をかけた東北地区代表決定戦（福島・郡山市）、東日本国際大戦に先発した。５回９２球で、被安打７安打、７三振を奪い２失点（自責１）だったが、チームは４―３で敗れ、明治神宮大会出場はならなかった。

　１点リードの２回１死で安打を許すと、自身の悪送球や不運な内野安打で満塁。その後２死から左前打で失点を許した。３回も先頭から連打を浴び四球で満塁とし、その後１死、犠飛で勝ち越しを許した。

　黒星を喫したが、直球は最速１４４キロをマークし、武器のスクリューでは三振も奪った。試合後は「悔しいし申し訳ない気持ちがいっぱい。勝てる投手にならないといけない。プロではチームが勝てる投球ができるように、しっかり準備していきたい」と前を向いた。