【巨人】期待の20歳・高田萌生の心に火をつけた1軍デビュー中日戦の6失点

スポーツ報知
ブルペンで投球練習をする高田

 巨人の高田萌生投手(20)が31日、宮崎秋季キャンプ初日からブルペンに入って投球練習を行った。

 ストライク、ボールのカウントを想定しながら実戦モードで練習。持ち味の力強いストレートを投げ込んだ。

 岡山・創志学園高から入団2年目の今季は、開幕から2軍で先発ローテとして回り、7月29日の中日戦(東京D)でプロ初登板初先発して1軍デビュー。だが、初回先頭の京田から亀沢、大島といきなり3連打を浴び、4失点。続く2回も2四球が絡んで2失点し、2回6安打6失点で敗戦投手となり、これが今季唯一の1軍登板となった。

 「自分としてはいつもと変わらないつもりで投げていたのですが、どこかで置きにいっていたというか、自滅したくないというのがあったんだと思います。大胆にいくことが大事だなと思いました。上(1軍)で勝つためには何が必要か、今まで見えていなかったものが見えました。自分の持ち味は真っすぐの強さ。もう一段階ピッチングのレベルを上げないと1軍では勝てないなと。2軍では圧倒するぐらいじゃないと上では通用しない、という気持ちでシーズン後半はやってきました」

 2軍に再び降格後も先発の柱として登板し、ファームの成績はトータル11勝2敗、防御率2・69。最多勝と最優秀防御率のタイトルを獲得した。今回の若手主体の秋季キャンプでは、全ての面でレベルアップし、来季につなげる覚悟だ。

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