【巨人】ドラフト2位・増田 将来的な目標にトリプルスリー

スポーツ報知
巨人から指名あいさつを受けたドラフト2指名の明秀学園日立の増田陸(左から金沢監督、増田、青木スカウト、長谷川スカウト部長)

 巨人からドラフト2位で指名された明秀学園日立の増田陸(りく)内野手(18)が1日、同校で長谷川スカウト部長、青木スカウトから指名あいさつを受けた。

 12年秋からチームを率いる金沢成奉監督は、光星学院(現八戸学院光星)監督時代に坂本勇らを育てた名将。増田陸と坂本勇、両選手の高校時代を振り返り「共通しているのは自分自身が先頭に立ってぐいぐい引っ張っていく選手ではないということ。増田も3年生になってリーダーシップ、キャプテンシーが出てきた。坂本においてはプレーでぐいぐい引っ張っていくタイプの選手。(監督に)反発しながらでも勝負にどん欲に打ち込む姿は2人とも表れている」と話した。

 増田陸は1年秋から遊撃のレギュラーを務め3年生では主将。高校通算34本塁打をマークし、1打席目の初球からフルスイングできる積極的な打撃がウリの一つだ。「(プロでは)トリプルスリーという目標を立てているけど、まだまだトリプルスリーを語れるような実力を持っていない。しっかり努力して何年後かには目標を達成したいと思っています」と意気込んだ。

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