【巨人】鍬原、リリーフもOK…9回を2者連続空振り三振など3者凡退「任せられた所でしっかりやりたい」

スポーツ報知
力投する鍬原

 巨人の鍬原拓也投手(22)が3日、韓国・ハンファとの練習試合で9回から登板。1イニングを2者連続で空振り三振を奪うなど3者凡退で抑え、抑えの適性を見せた。

 9回のマウンド。先頭への3球目。直球はゾーンから外れたが最速151キロをマークした。「力んだだけです」と謙遜するが、その後も直球は常時140キロ後半を計測。「打者がファウルを打ってくれたので修正できました」と振り返った。

 昨秋ドラフト1位で巨人に入団。今季は主に先発で6試合に登板し、1勝2敗、防御率6・83。7月下旬にコンディション不良で離脱。後半戦の登板はなかった。その後、宮崎フェニックス・リーグではリリーフも務め、終盤を託された。

 原監督はその力投に「沢村もうかうかできないよ」と驚き。今後の起用法は投手コーチらと協議して決める。「資格というか、そういう部分を見極めているというのはあるかも。今回来てる(投手の)中では一番、球は強いかな」とたたえた。

 鍬原は「先発がダメだったからリリーフをするとかいうのはダメ。任せられた所でしっかりやりたい」と気合十分だ。(玉寄 穂波)

巨人

×