【侍ジャパン】巨人・岡本和真、メジャー撃ちへ「自分には打撃しかない」7日台湾戦

スポーツ報知
打撃練習する岡本

 侍ジャパンは5日、「ENEOS侍ジャパンシリーズ2018」の台湾戦(7日・ヤフオクD)と「2018 日米野球」(9日~・東京Dなど)に向けて福岡市内に集合した。トップチーム初選出の巨人・岡本和真内野手(22)は「自分には打撃しかない」と、メジャー撃ちへの意欲を告白。侍ジャパンの稲葉監督から期待を受ける20年東京五輪の正三塁手へ、まずは自慢の打撃でアピールを狙う。

 ◆和真に聞く

 -高卒4年目の今季は全143試合にスタメン出場。巨人の4番として成績を残したことで侍ジャパンに初選出された。率直な感想は。

 「(開幕前は)メジャーの人と対戦するなんて、想像もつかなかった。日本のすごい選手の中でやらせてもらうので楽しみですが、今は緊張していますし、不安の方が大きいです」

 ―メジャーの投手は、日本の投手とは違い、手元で動くボールを多投する投手が多い。どうアプローチしていくか。

 「プロ1年目から(首脳陣には)『初めて対戦する投手には初球から打っていくように』とずっと言われてきた。(今回は)そんなに打席があるわけではない。振らないと合わないと思うので、しっかりとバットを振っていきたい」

 ―MLBオールスターチームには、16年オフにプエルトリコのウィンターリーグで武者修行した際に交流した、ドジャースのエンリケ・ヘルナンデス内野手(27)がいる。

 「メジャーでも(21本塁打と)数字を残しているし、どこのポジションも守れる選手だったので、印象に残っています。同じチームでプレーしていたので、今回会えるのが楽しみです」

 ―侍ジャパンの稲葉監督は、2020年東京五輪の正三塁手として期待しているが、今回の初代表でアピールしたい部分は。

 「自分には打撃しかない。全然まだまだですが、来年に向けてもいいものを出せるようにやっていきたい。全員すごい選手ばかりなので、少しでも何かを吸収できたらと思います」

巨人

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