【巨人】村田修一コーチ、実演指導「両手で振ろう」松坂世代トリオで若手育成

スポーツ報知
ティー打撃を披露する村田コーチ

 巨人の村田修一ファーム打撃コーチ(37)が6日、ジャイアンツ球場で行われた秋季練習に参加した。

 秋季宮崎キャンプのメンバーに入っていない、育成選手を中心とした若手の打撃を指導。全員に共通することとして「最後まで両手でバットを振ろう」と練習では片手を離さないことを徹底し、強く振る意識を確認した。

 ティー打撃では自ら打撃を披露する場面も。NPB通算360本塁打のスイングに若手は目を輝かせた。

 村田コーチは「全員に同じことを教えるつもりはない。選手によってタイプが違うし、個々の課題を聞いて、今年の実戦で出たデータと照らしわせて目指す方向性を一緒に考えながらやっていきたい。何かが良くてこの世界に入ってきたわけだから長所は消したくない。短所を指摘するばかりでなく、まずは長所を伸ばすことを考えたい」と柔軟な指導方針を示した。

 この日は村田コーチと同学年の杉内俊哉ファーム投手コーチ、木佐貫洋ファーム投手コーチもG球場で練習に参加し、育成選手中心に指導した。両氏は高3夏の鹿児島大会決勝で対戦。当時は鹿児島実の杉内が川内の木佐貫に投げ勝って甲子園に出場した。村田氏、杉内氏、木佐貫氏。「松坂世代」の3コーチの手腕、若手育成に期待がかかる。

巨人

×