【巨人】阿部、V逸責任…まず投手を一つに
スポーツ報知

阿部はこの日、宮崎秋季キャンプ不参加組のG球場での秋季練習に参加した。4日夜に原監督に自ら電話して捕手復帰を直訴。5日は休養日だったため、決断後の初練習となり、自らの口で心境を明かした。
「悔いのないように自分の気持ちを整理して監督に伝えて、快く受け入れていただいた。僕が直訴させてもらった形で『よし、じゃあ一緒に頑張ろう』という一言をいただきました」
16年以降、捕手での出場はない。3月で40歳というタイミングでの決断だ。
「自分がどういう立場に置かれているか考えて、一塁にいってから優勝してない。迷惑かけてしまった責任もすごく感じている。来年以降、何ができるのか考えてこの結論になった」
この日は室内でキャッチャーミットを手にキャッチボール、ノックを受けた。
「いい投手は、いっぱいいる。それをまず一丸にさせるというのが僕の役割だと思う。投手とたくさん会話だったり意見交換したい」
強い覚悟で下した決断。優勝のため、オフもチームのことを常に考えていく。
「キャッチャーに戻ったからには試合に出れば扇の要と言われる。それは心に置いてオフを過ごしたい。言ったからには中途半端にならないようにしたい」