【巨人】今村、師匠の杉内コーチから指導「いい投手はスライダーが良い」

スポーツ報知
今村(右)の投球練習を見つめる杉内コーチ(左)(後方右から水野コーチ、橋本)

 巨人の今村信貴投手(24)が10日、秋季宮崎キャンプでブルペンに入った。

 この日から、杉内俊哉ファーム投手コーチ(38)がキャンプに合流。今村は杉内コーチが「打者役」として打席に立つ中で直球、フォーク、シュート、スライダーなどを投じた。

 今村がこの秋、重点的に練習するのはスライダー。水野投手コーチが「スライダーの達人だぞ」と称した杉内コーチに助言を受け、精度アップに取り組んだ。

 今村は今年2月のキャンプは故障もあり3軍スタート。当時3軍で一緒だったのがリハビリ中の杉内投手で1か月間、質問攻めにした。その際もスライダーの重要性を説かれ、その言葉を胸にはい上がって交流戦から1軍昇格。先発としてプロ初完封を含む自己最多6勝を挙げ、終盤は菅野、メルセデスと先発ローテの中心でチームに貢献した。

 師匠とも言える杉内が現役を引退してファームコーチに就任。この日は「杉内コーチからは『スライダーがいい投手はエースと呼ばれる投手が多い。菅野さんやマエケンさん、いい投手はスライダーがいい』と言われたので、そこを目指していきたい。現役時代からすごくお世話になっているので聞いていきたいです」と貪欲さを見せていた。

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