【巨人】ドラ5松井、仮契約 九州のゴジラ、背番号は55+10で「65」
スポーツ報知
巨人からドラフト5位で指名された折尾愛真高・松井義弥内野手(18)が17日、福岡・北九州市内のホテルで交渉に臨み、契約金3500万円、年俸500万円(金額は推定)で仮契約した。背番号は「65」に決まった。
身長191センチ、体重91キロという大柄な体格、右投げ左打ちで高校通算40本塁打の長距離砲、松井秀喜氏と同じで高校時代は三塁手など、本家・ゴジラと共通点が多く「九州のゴジラ」と称される。
長谷川スカウト部長は背番号について「スケールの大きい選手だし、うちには松井秀喜がいた。原監督も期待しているし、もじってじゃないけど、55より10多い65という因縁めいた番号に決まりました」と大きな期待を込めた。
父・文生さん(56)は山口俊投手、脇谷亮太氏の母校でもある大分・柳ヶ浦高野球部出身で、高校時代は近鉄などで捕手として活躍し、DeNAなどでコーチを務めた山下和彦氏と同級生だった。父の教えを受けて大きく育った松井は「65番に決まった理由を聞いてうれしく思います。今は巨人の松井と言ったら松井秀喜さんですが、巨人の松井といったら自分のことをイメージしてもらえるような選手になりたいです」と希望で胸を膨らませた。