【巨人】田口、ローテ返り咲きへ“勝負の秋”最終日まで全力
スポーツ報知
ローテ返り咲きを目指す巨人・田口麗斗投手(23)は秋季キャンプを最後まで全力で駆け抜ける。この日、ブルペンで最後の1人になるまで残り、50球を投げ込んだ左腕。最終日となる18日は投手コーチらが不在のため、ブルペンでの投球はないことが予想される。しかし、報道陣から「今日が秋季キャンプ最後のブルペンになるか」と聞かれると「明日も入るかも分からないですよ」と、最後の最後まで気を緩めない姿勢を見せた。
今季は16試合2勝8敗、防御率4・80と苦しんだ。今キャンプでは高田、大江ら後輩が結果を残し、1軍ローテの座をうかがっているが、田口も負けるつもりはない。10月18日の広島とのクライマックスシリーズ最終ステージ第2戦(マツダ)の好投をテレビで見た原監督の期待に応えるように、MLB戦、紅白戦では無失点投球。「アピールできたらいいと思います」と田口は勝負の秋を最後まで全力で走り抜くつもりだ。