【巨人】ドラ5・松井義弥、松井秀喜部屋のすり切れた畳を見て「やる気が出てきました」

スポーツ報知
ジャイアンツ球場ののクラブハウスの入り口に飾ってある正力松太郎氏のレリーフの前でポーズを決める松井

 巨人の育成を含む新人10選手が21日、ジャイアンツ寮とジャイアンツ球場を見学した。ドラフト5位の折尾愛真高・松井義弥内野手(18)は、充実した施設に触れ目標を新たにした。

 松井の心を揺さぶったのは、やはりあの部屋だった。「畳があんなになるんだと驚きました。神聖な場所というか、異様な雰囲気というか、他の部屋にないものを感じて、やる気が出てきました。『これからだぞ』と洗礼を受けた気がします」。ジャイアンツ寮では、球団OBの松井秀喜氏(44)=ヤンキースGM特別アドバイザー=が寮生時代に素振りをした部屋を見学。ボロボロにすり切れた畳を目にし、闘争心に火をつけた。

 こちらの松井も身長191センチ、体重90キロと立派な体格の長距離砲で「九州のゴジラ」とも呼ばれる未来の4番候補だ。今後の目標に「将来的にはホームラン王ですが、まず一番は体作り。1軍でプレーできる時は、体作りができた時だと思うので、体作りをしっかりしていきたい」と決意新た。先代が残した足跡をたどり、新たな伝説を作る。

 ◆松井 義弥(まつい・よしや)2000年6月18日、福岡・田川市生まれ。18歳。折尾愛真高では主将として3年夏に初の甲子園出場に導く。高校通算40本塁打。140キロの直球を投げる強肩とともに50メートル6秒1の俊足。191センチ、90キロ。右投左打。

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