【巨人】岡本「ほんまもんのレギュラーに」 中島、ビヤヌエバには負けん!

スポーツ報知
守備練習をする岡本

 巨人の岡本和真内野手(22)が22日、来季のレギュラー死守を約束した。

 チームはこの日、前オリックス・中島の獲得を発表。前日21日には、米メジャーで今季20本塁打のビヤヌエバ(パドレス)と契約合意に至ったことも明らかになっていた。2人ともポジションは一塁と三塁がメインで、岡本にとっては競合相手。「自分はまだレギュラーだとは思っていません。ビヤヌエバは内野ですよね? ほんまもんのレギュラーになるためには来年が大事なので頑張ります」と対抗心を燃やした。

 背番号25をもらって臨んだ今季は、シーズン途中から第89代4番として打線のど真ん中に座り、史上最年少で「3割・30本・100打点」を達成した。昨季までのプロ3年間で1軍通算1本塁打だったことを考えれば大ブレイクだ。原監督も「サードを中心に」と起用法を明かしているものの、本人は首を横に振る。「まだ1年やっただけなので。自信になるというよりも、『来年はもっとしっかりやらないといけないな』という思いの方が強いです」。次のステップへ進むためにも、まずは中島、ビヤヌエバとのレギュラー争いを制す。

 この日はG球場で自主トレに打ち込んだ。奈良・橿原磯城(かしはらしき)シニアの1学年先輩でもある鍬原と遠投で張り合った後は、室内練習場で黙々とマシンを打ち返した。「去年の今頃よりは、自分の中で『コレ』というものがなんとなくできたとは思います。秋季キャンプでみんなと一緒に厳しい練習ができなかったのは残念ですけど、いい経験はできました」。チームを離れて参戦した日米野球では、15日の第6戦(ナゴヤD)で4番を任された。08年の侍ジャパン発足以降、最年少での抜てきだった。日本の4番が、チーム内で負けるわけにはいかない。(尾形 圭亮)

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