【巨人】リーグ3連覇を支えた西村と山口鉄が引退セレモニー「一生の宝物」

スポーツ報知
引退セレモニーで胴上げをされる山口鉄(カメラ・中島 傑)

 今季限りで現役を引退した山口鉄也投手、西村健太朗投手、脇谷亮太内野手、寺内崇幸内野手の現役引退セレモニーが23日、東京Dの「ジャイアンツ・ファンフェスタ」内で行われた。

 西村はスピーチで「2003年のドラフトで入団し今年で15年、これまで野球ができたのも素晴らしい指導者に恵まれて、素晴らしいチームメート、球団スタッフ、球団のフロントそしてファンの皆さまの支えがあったからだと思っています。本当にありがとうございます。特にファンの皆様にはケガが多い中、リハビリでくじけそうになった時、励ましの言葉をいただいたり、マウンドに上がった時はすごい大歓声で特に僕はピンチの時はその大歓声で後押ししていただき、本当に感謝してもしきれません。リーグ優勝が決まる時の『西村コール』は一生忘れられない僕にとっての宝物です」と感謝を述べた。

 続いてスピーチした山口鉄は「13年前にジャイアンツに育成選手として入団しました。その時はまさか、自分がこの世界で13年もやれるとは思ってもいませんでした。入った時も今もこの東京ドームのマウンドは夢の場所でした。今日この場に立って改めて思いますが、この夢のような環境で最高のチームメートとともに最高のファンの方たちの前で野球ができたことは自分にとって一生の宝物になりました。いつもマウンドに上がるのが不安でした。それでもスタンドから聞こえて来る大声援が不安をかき消して力をくれていました。いい時も悪い時も変わらずに応援してくれたファンの方たちがいたから、今日まで変わらずに投げ続けることができました。本当にありがとうございました」とあいさつした。

 西村と山口鉄は13、14年にマシソンとの鉄壁の「勝利の方程式」として原巨人のリーグ3連覇に貢献。長年ブルペンを支えた。

 この日のセレモニーでは西村が田原、山口鉄が内海から花束を贈られた。

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