【巨人】炭谷入団で「大事なパーツが加わった」…原監督に聞く

スポーツ報知
原監督

 西武から海外FA権を行使し、巨人に移籍した炭谷銀仁朗捕手(31)が26日、都内のホテルで入団会見を行った。年俸1億5000万円の3年契約。背番号は「27」に決定した。炭谷、小林、捕手に復帰した阿部の3人は、いずれもWBC出場&ゴールデン・グラブ(GG)賞の受賞経験がある。超ハイレベルな正捕手争いが幕を開けるが、「死に物狂いでレギュラーをつかむためにやっていきたい」と意気込んだ。

 ◆原監督に聞く

 ―入団が正式に決まった。

 「あえて炭谷君と言わずに、銀仁朗がジャイアンツの一員になってくれたことに、監督として歓迎すると同時に、チームを作る上において大事な大事なパーツの一人が加わったなと喜んでおります」

 ―獲得に動いた理由は。

 「監督になり、日本一を狙うチームにするんだというスタートから、捕手というポジションは非常に重要であると考えました。若い小林、あるいは大城、宇佐見、いい捕手はいます。しかし、日本一を狙うという部分においては少し時期尚早であろうと」

 ―背番号は。

 「27番。西武時代と同じものを用意しました。ジャイアンツの歴代の名捕手の背番号だと思っています」

 ―期待する部分は。

 「もちろん先頭でグラウンドに立つということも大きな目的ですけど、若い捕手の人たちの大いなる刺激になってもらいたい」

 ―炭谷の今季を見て。

 「僕の中で、彼は今季の使われ方は非常にストレスがたまっていて、もう少しゲームに出たいというふうに思ってるだろうなと。そういうものもいい材料として、彼に声をかけたというのもあります」

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