【巨人】長嶋終身名誉監督、快方へ 渡辺主筆は退院準備…山口オーナー明かす

スポーツ報知
長嶋茂雄・巨人軍終身名誉監督

 巨人の山口寿一オーナー(61)は28日、都内のホテルでオーナー会議に出席後、入院中の長嶋茂雄・巨人軍終身名誉監督(82)の現状について語った。胆石の治療のため7月から入院しており「快方に向かっていると聞いています。(胆石の)石の数、たまった場所だとかで簡単に取り除くことができなかったようです」と説明。病院内でのリハビリは順調に進んでおり「いずれ退院されると思います。入院が長引いてしまっているけれど、意思と体と両方強い方なので大丈夫だと思っています」と話した。

 長嶋氏は今月10日、出身地の千葉・佐倉市で開かれた「長嶋茂雄少年野球教室」を欠席。「入院期間が延びた影響で、現在は少し弱った筋力を鍛えるリハビリに取り組んでいる」などとメッセージを寄せ、参加した巨人OBの中畑清氏が「(長嶋氏は)体調は完全に復活している。完全に歩けるようになり、全快に向けて一生懸命頑張っている」と説明していた。

 また同オーナーは、頸椎(けいつい)の一部を骨折し、8月から入院している読売新聞グループ本社の渡辺恒雄代表取締役主筆(92)が先週、同社を訪れたことを明らかにした。「退院の準備へ向けて外出のトレーニングをしましょうという話が出ていた。しばらくは病院と会社の往復になるでしょう」と説明した。

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