【巨人】石川慎吾、丸から技を吸収「どんどん聞いていきたい」

スポーツ報知
石川慎吾

 巨人の石川慎吾外野手(25)ら若手外野陣が1日、FAで加入する丸佳浩外野手(29)から一流の技を吸収することに意欲を示した。2年連続MVPで広島の3連覇に貢献した強打者が加わることで、若手にとってはレギュラー獲得へ高い壁が立ちはだかることになる。それでも、秋季キャンプで野手主将を務めた石川は「超一流の選手ですし、同じ外野手なので、聞けることはどんどん聞いていきたい」と前を向いた。

 11月8日のMLB選抜戦(東京D)でランニングホームランをマークし、一躍脚光を浴びた2年目の松原も思いは同じだ。注目したのは広角に打てる打撃技術。今季イースタンで134安打を放ち、イースタン年間最多安打を塗り替えた好打者は「ヒットゾーンも広いですし、飛距離もある。(自身と)タイプは違うけど、吸収できるところはしていきたい」とうなずいた。

 さらに今季初本塁打を放つなど、打撃面で成長した3年目の重信も「吸収できることは何でもいいので、学んでいけたら」と貪欲だ。打率3割6厘、39本塁打、97打点をマークした丸の加入によって、伸びしろのある若手にも好影響がもたらされることは必至だ。(後藤 亮太)

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