【巨人】宮本コーチ、育成組にも支配下チャンス「全員がスタートラインに立っている」

スポーツ報知
メモを取る宮本コーチ

 Players be ambitious! 選手たちよ、大志を抱け! 巨人の宮本和知投手総合コーチ(54)が3日、G球場で開始した育成冬季練習を視察した。「同じユニホームを着た同志。彼ら(育成選手)の力も必要」と話し、1軍の戦力となると判断すれば、支配下登録に推薦する意向を示した。

 現在、FA移籍で加入する丸、新助っ人のビヤヌエバを入れて支配下選手は60人。今後も流動的な部分があるが、上限70人まで10人と枠がある。宮本コーチは「最終的には監督が決めることだけど、『よし』と言えばどんどん出てきてほしい。それは望んでいること」と、育成選手にも大いにチャンスがあることを明言した。

 秋季キャンプから始動し、フラットな視線で選手を見てきた。「全員がスタートラインに立っている」と、横一戦のスタートを強調。育成から突き上げることでベテラン、若手の闘志にも火をつける。

 「若手の育成というのが出てくることによって士気が上がる。強いジャイアンツを取り戻すためには、若手が出てくること。この世界、志を強く持った人間は強く生き残る」。選手たちが互いに高め合い、悲願のV奪還を目指す。(玉寄 穂波)

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