【巨人】大城「攻守でレベルアップ」宇佐見「2ケタ本塁打」正捕手バトルに挑む

スポーツ報知
倍額でサインした大城卓三(カメラ・森田 俊弥)

 巨人の大城卓三捕手(25)と宇佐見真吾捕手(25)が3日、激戦の正捕手バトルに挑む覚悟を示した。ともに東京・大手町の球団事務所で契約更改。倍増の2000万円でサインした大城は攻守両面でのアピールを誓い、100万円減の1600万円の宇佐見は2ケタ本塁打を目標にし、打力で勝負する構えを見せた。

 1年目の今季、大城は1軍フル帯同で83試合、打率2割6分5厘、4本塁打、17打点。36試合で先発したが「(攻守)両方とも通用しなかった。打撃も守備も全体的にレベルアップしてアピールしたいです」。秋季キャンプでは一塁も守ったが、捕手へのこだわりを聞かれて「強く持っています」。炭谷、阿部については「2人とも日本代表も経験されている。少しでもいいものを吸収したいです」と貪欲に臨むつもりだ。

 宇佐見は昨秋の左手の骨折の影響もあって出遅れ、29試合で打率1割4厘、0本塁打。今オフは体のキレを出す瞬発系のトレーニングを重点的に行う予定で「何か目立てるところをつくらないと。それといったら勝負強い打撃かなと。2ケタ本塁打を目標にしていきたい」と掲げた。

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