【巨人】内海、阿部との“77歳バッテリー”再結成熱望「意図をくんで投げきれるように」
スポーツ報知

巨人の内海哲也投手(36)、長野久義外野手(33)、立岡宗一郎外野手(28)が4日、2016年の大地震で被害を受けた熊本・益城町の飯野小を訪問し、児童と交流した。巨人の社会貢献活動「G hands」の一環。エネルギッシュな子供たちに終始押されっぱなしの3人だったが、来年4月17日に熊本で行われる広島戦での活躍を約束した。
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内海が、来季から4年ぶりに捕手復帰する阿部とのバッテリー再結成を熱望した。11月の秋季練習中に直接、捕手復帰を伝えられたといい「すごくテンションが上がりました。『よろしくお願いします』と伝えました。阿部さんも覚悟を持ってやられると思うので、バッテリーを組ませてもらえるなら、足を引っ張らないように。配球、サインの意図をくんで投げきれるようにしないといけない」と背筋を伸ばした。
内海は来季で37歳。来年3月で40歳になる阿部と組めば77歳バッテリーとなる。チームが日本一に輝いた12年には、2人で最優秀バッテリー賞を獲得した。2日に福井で行われたトークショーでは、阿部が「もうひと花咲かせてほしい」と内海にエールを送っていた。「僕がここまでこられたのは阿部さんのおかげ。まずは1軍にいないといけないから頑張ります」。現在の巨人では菅野―小林コンビという太い柱があるが、経験値では負けていない。