【巨人】岩隈が願う「いじめ撲滅」米球界と日本の違い発表して会場から拍手

2018年12月8日20時13分  スポーツ報知
  • いじめ撲滅プロジェクトのイベントに参加した岩隈

 来季から8年ぶりに日本球界に復帰し、巨人でプレーすることが決まった前マリナーズ・岩隈久志投手(37)が8日大阪市内で、自身が発起人となったいじめ撲滅プロジェクト「BE A HEROプロジェクト」啓発「PLAY BALLイベント」に出席した。

 会場は満員。公益社団法人・子どもの発達科学研究所主席研究員の和久田学氏が「いじめに科学を使う」などの講演を行い、岩隈も参加者席で視聴した。参加者には部活の顧問を務める教員も数多くみられ、かつて部員17人の香川・小豆島高を甲子園初出場に導いた、慶大野球部出身の杉吉勇輝監督(現香川・高瀬高野球部監督)の姿もあった。

 イベントの途中、和久田氏から発言を求められた岩隈は、日米野球界の考え方の違いを指摘。「アメリカは選手同士がみんなリスペクトしているから、誰かがエラーをしてもその選手のせいにはしない。監督のコメントでも選手のことを悪く言うことはまずない。日本はすぐに責任問題にしてしまうところがあるなと。チームが連敗している時にミーティングをするけど、日本では中心選手、リーダー格の選手が話して終わることが多い。アメリカはルーキーだろうが、試合に全然出ていない選手だろうが関係なく、自分が思ったことを発言する。たぶん日本だったら『何でお前が発言してるの』となる。全員がリスペクトし合っているから、メジャーという舞台は力が発揮しやすい場所なのかもしれない」と発表した。

 ちょうど、日本では部活動において「力の不均衡」などからいじめが起きやすい、という話題を議論していたところだったこともあり、参加者たちからは岩隈に大きな拍手が送られた。

 プロジェクトのタイトル「BE A HERO」には、一人一人がみんなヒーローになって、いじめのない社会をという思いが込められている。イベント後、岩隈は「僕らは子どもたちからしたら憧れの野球選手でありたい。僕も小さい頃に憧れたのはプロ野球選手です。プレーだけでなく、野球選手としてできること、いじめをなくすとか、そのためにいいモデルになろうと。憧れの存在、ヒーローになるということでやらせてもらってる。このプロジェクトを色々な人に知ってもらって、広まってくれたらなと思います」と活動の発展を願っていた。

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