【巨人】ドラ1高橋優貴、“台風の目”宣言…八戸学院大納会で「目指す場所は一番上」

スポーツ報知
八戸学院大野球部納会の席で、4年生たちと乾杯する巨人ドラフト1位の高橋(中央左=カメラ・橋口 真)

 巨人からドラフト1位で指名された八戸学院大の高橋優貴投手(21)が8日、先発ローテ争いの“台風の目”になる決意を示した。前マリナーズ・岩隈の加入が決定し、来季の先発争いはさらなる激化が予想される。それでも「目指す場所は一番上。球界を代表する方々の中で野球ができるので、目標にできる」と意気込んだ。

 左腕にとって岩隈は小学生時代からテレビで見ていた憧れの投手の一人。趣味で集めていた野球カードの一枚でもあった。「日米通算170勝。どういうふうに試合に臨むかとか、小さい事でも聞ければ」と目を輝かせた。

 菅野は前日7日、若手に対し「平等なんてないと思う。頭一つでも二つでも抜けるくらいのイメージで頑張ってほしい」と話していた。その言葉どおり高橋が台頭してローテ争いに割って入る事で、チーム全体も活性化。高いレベルの競争になることが予想される。

 この日は、青森県八戸市内で行われた「八戸学院大野球部納会」に参加。先日まで約2週間、八戸市内の高校で教育実習生として情報の授業を担当。生徒から色紙をもらい「『頑張ってテレビに出てください』と言われました」と笑った。争いに勝ち、スポットライトを浴びる日を目指す。(玉寄 穂波)

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