【巨人】バッテリー賞特別賞・菅野、表彰式欠席もＶＴＲで来季Ｖ奪回宣言

　プロ野球最優秀バッテリー賞の表彰式が１２日に都内のホテルで行われた。１０年ぶりの特別賞を受賞した巨人の菅野智之投手（２９）は欠席した。

　菅野は表彰式を欠席したが、寄せたビデオメッセージの中で来季の優勝と最優秀バッテリー奪回を誓った。

　プロ６年目の今季は１５勝８敗、防御率２・１４、最多勝、最優秀防御率、最多奪三振の「投手３冠」に加え、基準７項目を全てクリアしての２年連続の沢村賞を受賞した。１７年は小林と最優秀バッテリーに選出されたが、その時にセ・リーグで２年連続受賞者がいないことを聞いていた。「次も取れるように頑張ろうなと実は話していました。その思いは果たすことができませんでしたが、私一人とはいえこのような賞を受賞できたことは大変名誉なこと」と感謝の意を述べた。

　ただ、チームは今季で４年連続Ｖ逸とあって、複雑な思いも胸中にある。「このような賞は優勝して胸を張って受賞するのが一番だと思います。来年こそは優勝に貢献したバッテリーとして満場一致で選んでいただけるように頑張りたい」と意欲を新たにした。