【巨人】岩隈久志、上原と日米304勝リレー熱望「一緒にプレーできることがうれしい」

2018年12月15日6時0分  スポーツ報知
  • いじめ撲滅のイベントに参加し、生徒たちの拍手を浴びながら登場する岩隈(カメラ・関口 俊明)

 来季から巨人でプレーする前マリナーズ・岩隈久志投手(37)が14日、「心強いし、一緒にプレーできることがうれしい」と巨人復帰が決まった上原との必勝リレーを熱望した。04年のアテネ五輪ではともに先発として活躍したが、来季は日米通算170勝の岩隈がゲームメイクし、同134勝の上原がリリーフ―。304勝コンビの継投で相手打線を封じる。

 2人合わせて日米通算304勝右腕による、夢の超豪華リレーが実現しそうだ。岩隈が上原の巨人復帰を喜んだ。「コントロールのいい投手。心強いし、一緒にプレーできることがうれしいです」。ほぼ同時期にメジャーでプレーし、アメリカでは一緒に食事に出かけたことも。04年のアテネ五輪では、ともに日の丸を背負って戦った。当時は2人とも先発だったが、来季の巨人では岩隈→上原という継投が現実味を帯びてきた。

 岩隈は昨秋に右肩を手術。今季はマイナー登板のみだったが、現在はキャッチボールなどで着々と準備を進めている。「感覚を戻さないといけない。リリースの感覚だったり、マウンドの感覚。力の伝え方をこれから戻していきたい」。8年ぶりとなるNPBのボール表面の感触、サイズ感の違いに慣れるべく練習中だ。上原もこの秋に手術した左膝の状態は順調に回復しており「(岩隈と)まさか同じユニホームを着てやるとは思わなかった。楽しみ」と応えた。順調に調整が進めば、開幕直後にもリレーが見られるはずだ。

 岩隈はこの日、都内の中学校で行われた「BE A HEROプロジェクト」に参加し、いじめ撲滅を呼びかけた。心を開き、互いをリスペクトすることの重要性を強調していたが、新天地の後輩たちに対しても同じだ。「“オープン・マインド”です。いつでも、何でも聞いてほしい」。楽天時代の08年に沢村賞に輝き、マリナーズでは15年にノーヒットノーランを達成。09年の第2回WBCでは、世界一の立役者となった。技術も経験も、若手投手にとっては最高の教材になる。

 今後は米ロサンゼルスに拠点を移してトレーニングを行い、1月にはマリナーズ時代のチームメートであるヤクルト・青木と合同自主トレに入る。今季の巨人戦で打率3割8分7厘と打ちまくった元同僚との対戦については「楽しみです。打ち損じてくれるのを待ちます」と控えめだったが、百戦錬磨の170勝右腕が燃えないはずがない。(尾形 圭亮)

 ◆日本人メジャー経験者のリレー メジャーで登板した投手がNPBに戻って同じ試合に先発―救援とリレーしたケースは、先発・石井一久、リリーフに木田優夫、高津臣吾が所属した06、07年のヤクルトで計11試合のリレーなどがあり、07年5月23日の楽天戦では石井→木田→高津と3投手で1試合をまかなった。03年のオリックスでもマック鈴木→吉井理人、17年にはソフトバンクで和田毅→五十嵐亮太の継投が実現している。

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