【巨人】菅野「しっかり野球と向き合っていきたい」宮国と自主トレ・ハワイへ出発

スポーツ報知
ハワイへの自主トレ出発を前に、空港ロビーのクリスマスツリーを背に笑顔を見せる菅野(左)と宮国(カメラ・頓所 美代子)

 巨人の菅野智之投手(29)が18日、宮国椋丞投手(26)と自主トレ先の米ハワイへ出発した。現地での生活で「野球と向き合う」考えを明かし、グラウンド外でも時間を有効利用して進化につなげる決意を示した。

 「来年は(相手が)もっと研究してくると思う。傾向だったり対策を練っていく時間にもできると思うので、しっかり野球と向き合っていきたいです」

 今季は2年連続沢村賞などタイトルを総なめした。11月には、来季に万全の体調で臨むため、へんとうの手術を受け「まだまだ体を全力で動かせる状態じゃない」とハワイでは少しずつペースを上げるが、グラウンド外でも打者の研究など、全てが野球につながる有意義な時間にする。

 昨オフは宮国、桜井、中川、畠らと自主トレしたが「結果的にみんないいシーズンだったとは言い難い。僕を除いて。僕も責任を感じています」という。今回は12月中は宮国と2人。後輩には自主性を求めつつ「しっかり高め合いながらやっていければ」と意見交換して助言を惜しまない意向だ。

 「決してスローペースというわけじゃなく、キャンプも100%とは言わないですけど70~90%に持っていけるように。しっかり責任もってやります」。そう言い残して機上の人になった。(片岡 優帆)

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