【巨人】斎藤前コーチ、内海のパでの活躍太鼓判「困った所で一番支えた」

スポーツ報知
斎藤前投手総合コーチ

 今季まで巨人で投手総合コーチを務めて長年、内海を指導した斎藤雅樹氏(53)が20日、スポーツ報知の取材に対し、西武に移籍する左腕にエールを送った。

 「今年は困ったところで一番支えてくれたのが内海だった。すごく感謝している。西武に選ばれて行くわけだから『出された』じゃなくて、自信を持っていってほしい。いい方向にいくことを願っています」

 内海は今季5月に1軍昇格。7月末まで防御率2点台前半と好調を維持した。

 「ここ2、3年の内海はいろいろなことを追い求め過ぎていた。今年は直球がすごく良くなったし、常にストライク先行だった」

 12年に交流戦MVP。今季も交流戦3登板、18イニングで防御率1・50。斎藤氏はパ・リーグに相性が良いこともプラスとした。

 「パ・リーグは力強く振ってくる打者が多い。内海のチェンジアップ、スラーブが有効なんだと思う。そのへんはいいようにとらえて『俺はパ・リーグに強いんだ』というくらいの気持ちでやってほしいですね」

 功労者の内海移籍には驚いたというが、西武での活躍に太鼓判を押した。

 「プロテクトが28人しかできないというのは難しいなと。でも、あの明るい性格だから大丈夫でしょう。ジャイアンツのエースとしてやった経験を生かして頑張って。応援しています」

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