【巨人】阿部、内海と日本Sで対戦「現実に」本人から電話で直接連絡
スポーツ報知

巨人の阿部慎之助内野手(39)が20日、西武への移籍が決まった内海との日本シリーズでの対戦に意欲を示した。G球場での自主トレ後に報道陣に対応。左腕が球団を通して「ジャイアンツの皆さん、日本シリーズで対戦しましょう」とコメントしたことを伝え聞くと「そうだな。それが現実になるように」と静かに闘志を燃やした。
チームが日本一に輝いた12年には2人で最優秀バッテリー賞を獲得。来季は阿部が4年ぶりに捕手に復帰することから、バッテリー再結成を互いに心待ちにしていた。そうした中での突然の一報に「(想像も)つかなかったし、厳しい世界だなと感じた」と話した。
直接連絡を受けた時には「最後バッテリーが組めなくて残念だな」と伝えたという。それでも「お前の野球人生は終わってないから頑張れと言ったよ。(内海も)頑張りますと言っていた」。頂上決戦での対戦を実現するために、まずはチームの5年ぶりのリーグ制覇に貢献する。